今回はリズム伴奏の弾き方を紹介します。 コードを押さえる時の指使いは比較的簡単です、 下のとおりのコードを弾くだけなら、一生懸命やれば10分程度で弾けるようになるでしょう。
また、ウクレレは非常にチューニングが狂いやすい楽器です、頻繁にチューニングすることになるでしょう、ドライバーと音叉はいつもウクレレと一緒に持っているといいですね。
まずはウクレレ各部の名称です。
とりあえず知ったかぶりするのに必要です。
ペグ | 弦を巻き、チューニングを行う部分、がたつきのないものを選びましょう。 |
ナット | 弦と指板とのクリアランスをつくるものです。振動する弦の端の部分になります。 |
フレット | このフレットとフレットの間を押さえて音階を決めます。 |
指板 | フレットを打ちこんである部分です。 |
ホール | ボディ内で共鳴した音を外に出します。 |
サドル | ブリッジの上についているもので、弦から伝わった振動をブリッジに伝える役目をします。振動する弦の端の部分になります。 |
ブリッジ | サドルから伝わった振動をボディに伝え、共鳴させます |
弦 | ウクレレは一般的にどれが1弦か決まってないので、ここでは構えて下から1,2,3,4弦とします。 |
ウクレレのチューニングははっきり言って難しいんです。 というのもわずかにペグを巻くだけで音が大きく変わってしまうのです。 この微妙な感覚を覚えてなくてはなりません。
ウクレレ用ピッチピースを使用する場合 | |
ウクレレは解放(弦を押さえない状態)で1弦からA,E,C,Gになります。 |
ギターチューナーを使用する場合 | |
■1■ 1弦、2弦、4弦をそれぞれA(ギターの5弦)、E(ギターの1弦)、G(ギターの3弦)の音に合わせます。 |
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■2■ 3弦の2フレットを押さえて、D(ギターの4弦)にあわせます。 |
Aの音叉を使う場合 | |
■1■ 音叉の音と1弦を同じ音にします。 |
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■2■ 音叉の音と4弦の2フレットを押さえた状態の音を同じにします。 |
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■3■ 4弦の解放と2弦の3フレットを押さえた状態の音を同じにします。 |
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■4■ 2弦の解放と3弦の4フレットを押さえた状態の音を同じにします。 |
G,C,E,Aそれぞれのボタンをクリックすると、開放時の音が出ますので、音あわせに便利です。
とりあえず、キーCの循環コードというのを弾いてみます、これだけでかなり多くの曲が弾けます。
下のように左手指先で(指の腹ではなく)弦を押さえ、
右手人差し指でホールよりネック寄りのところを「ジャカジャカ」とやります。
このとき、手首を返す(回転させる)感じで弾くといいと思います。 「ジャカジャカジャカジャカ」と4回弾いたら次のコード、というように弾いてみましょう。
Cの循環コード C > Am > F > G7
このほかCのキーでよく使われるコードにEm、E7などがあります。
どの指で弦を押さえるかは適当です。 参考までに押さえる指を示しました。
キーC(ハ長調)の3コード C F G7を使って練習してみましょう。
■アルプス一万尺 C G7 C G7 アルプス一万じゃく 小やりの上で C F G7 C アルペンおどりを 踊りましょ ヘイ F C ランラララ ララララ ランラララ ラララ F C G7 C ランラララ ララララ ララララ ラ
■我は海の子 C F C G7 C われは海の子 白波の さわぐ磯部の松原 に G7 C F C 煙 たなびく とまやこそ F C G7 C わがなつかしき 住かなれ
さきほどまでのストローク(ジャカジャカ)のときに右手指を上から下に引き下ろした時をダウンストローク、下から上に弾き上げたときをアップストロークといいます。
人差し指で弾けば大きくてシャープな音します。
親指で弾くと「やさしい音」になります。
■高速3連符■
人差し指と親指をたてて、「人差し指でダウン、親指でダウン、人差し指でアップ」を連続で弾きます。
曲のところどころに入れてアクセントをつけます。(あまり入れるとくどいですが・・)
写真をクリック!
各キーの主な構成をここに載せておきます、コードの変換などにお使い下さい。